初めてのアンティーク時計選び
年代物の時計、どのように選んだらいいの?
安心して購入するには
どんなところをチェックするといいの?
という疑問にantique-timeがお応えします。
アンティーク時計の魅力
1970年代以前に製造された腕時計をアンティーク時計と言います。
最近では1980年代の時計もそれに含まれるようになってきました。
アンティーク時計の魅力は、なんと言ってもそのデザインでしょう。
カーブした文字盤や丸みのある風防ガラス、可愛らしいフォントデザインなど、現代には無いシンプルで上品なデザインは、さらに文字盤の色褪せや焼けなど、使い込まれた経年変化で生まれる独特の味がそれぞれの個性になっているのです。
この、なんとも言えない雰囲気はアンティーク時計にしか無い、最大の魅力ですね。
当時のものづくりの丁寧さがそのデザインにも現れています。
コストを度返しした作り込みやこだわり、当時の技術の高さ、作りの良さに驚かされます。
手にすると時代を超えて今も色褪せない魅力に惹かれることでしょう。
手巻きや自動巻きなどのゼンマイで動く機械式時計は、ちょっとハードルが高いと思う方もいらっしゃるかと思いますが、そんな心配はいりません。
使い方はとっても簡単、動力がゼンマイなので巻き上げれば動き出します。
ただそれだけです。1日1回、ゼンマイを巻くだけでいいのです。
ゼンマイを巻き上げて手を掛けてあげることで動き出すその感覚はなんとも可愛らしく、愛着が湧いてくると思います。
時々、メンテナンスをしてあげればずっと永く使用することができますので、きっとあなたのよき相棒になることでしょう。
アンティーク時計のメンテナンス
アンティーク時計をご愛用いただくうえで気をつけなければならないことは水分です。
雨や汗、手洗いで水がかかるなど、湿気や水分が大敵となります。
それにより、中の機械が錆びたり、腐食したりする原因になりますので注意が必要です。
防水時計であってもなるべく水につけない方が賢明です。
今から40年も前につくられた古いお品なので過信はせずに丁寧に使用してあげて下さい。
次はアンティーク時計のメンテナンスについてです。
自分でできる簡単なメンテナンスはハンカチなどで拭いてあげる事です。
1日使用したら汗や皮脂汚れを拭いてあげて下さい。
基本的な事ですが、これだけで時計の寿命も伸びるのです。
汗や皮脂汚れが溜まるとサビや腐食がはじまります。細かい所はたまにでいいので、要らなくなった歯ブラシなどで軽く「シュッ、シュッ」と汚れを落として下さい。
3年~5年に一度は内部機械のオーバーホールをして下さい。
オーバーホールとは「ムーブメント」という中の機械を分解して洗浄し、精密な注油を行う作業です。オーバーホールに関しては現行の時計と同様、定期的にプロの時計修理士さんにお願いする必要があります。
選ぶ際にチェックするポイント
当店ではアンティーク時計を安心して選んでいただける様に、仕入れからメンテナンス、外装仕上げまでの全てを行なっております。
時計のコンディション、機械の状態をすべて当店にて厳選したものを販売しております。
ルーツが腕時計の修理専門工場ですのでご購入後のサポート、メンテナンスも安心です。
こんな魅力がたくさん詰まったアンティーク時計は、あなたのライフスタイルに心地よい彩りを添えてくれることでしょう。